事業内容
個人邸新築工事
木の家を新築するとき一番大事なことは、木を適材適所で使うこと。
木は自然の素材なので一本一本に癖や個性があります。また、樹種によっても使う場所や使い方を選ばなければなりません。木の個性を無視して建てると不具合が生じやすく、構造的にも木の最大限の強みを引き出すことが出来ません。
構造材はすべて手刻み材で組み、家の骨組みをしっかりと造ります。仕上げや設備などは比較的簡単に改修できますが、家の骨組みを直すことは容易ではないからです。木のもつメリットをきちんと活かすためには、技術と経験を培い、常に素材と向き合うことが大切であると考えます。また、新築の住宅はなるべく自然素材のみでつくることで、室内の空気環境を整えて風を通し、家自体が呼吸できるような健康な家を造ります。
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ポイント1
適材適所で木を選び使うことをご提案します。
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ポイント2
構造材はすべて手刻みで加工して、しっかりした骨組みを造ります。
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ポイント3
自然素材で仕上げ、家全体が呼吸できる健康な家を造ります。
リフォーム・改修工事
日本では人口の減少にともない、全国的に空き家が増加しています。しっかりと造られた良い中古住宅を購入すれば、リフォームや増築によって新たな価値を与えることが出来ます。
近年では古民家ブームで、田舎の家を購入してリフォームをされる方も増えていますが、古民家をリフォームするときに大切な事は、構造材の状態を確認し、傷んでいる箇所をきちんと修繕することです。木の家は本来、部材交換をすれば長く使い続けることが出来るもの。特に伝統工法で作られた金物を使わない家であれば尚更です。しかしながら、古い工法をよく知らない工務店や大工が工事をすることによって、良いものを却って悪くしてしまう場合も残念ながら見かけることがあります。
弊社では見た目だけを綺麗にするのではなく、ご希望に応じて耐震診断なども実施し、その家を更に長く住み継いでいけるようなリフォームを心がけています。
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ポイント1
構造の状態を見極め、きちんと修繕します。
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ポイント2
ご希望に応じて耐震診断を実施した上で改修します。
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ポイント3
2つのポイントを踏まえた上でお施主様のご希望をお聞きし、間取などを含め、住みやすい家に改修いたします。
社寺建築
美しい社寺を建てるにあたって、宮大工の技術を磨き、常に学び続けることはもちろんですが、心を込めて造らなければ、見た目だけが良くても意味がない。それが社寺の難しさであり、やりがいでもあります。
社寺を建てるということは、人々の大切な信仰の場をつくること。
色々な思いや悩みを抱えた人々が、その場に足を踏み入れて建物を見上げ祈る時、心のやすらぎ、懐かしさ、あるいは身が引き締まるような思いを抱くような、そんな建物であってほしいと願います。
日本は、地震・台風などの自然災害が非常に多い国です。災害のあった際には、すべての人を受け入れ、すべての人の心のよりどころとなれるような、社寺建築を目指したいと考えます。
造作家具製作
新築・リフォームをご依頼いただいた際に、その家に合わせた造り付け家具の製作も致します。
例えばキッチンや洗面台などの設備は、メーカーの商品をそのまま使う場合もありますが、どうしても使いやすいものがない、或いはお好みのデザインのものがない場合などには、ご要望に合わせてフルオーダーで製作を致します。